ダーツ初心者のための基本知識
ダーツとは、数字が書かれた円形の的であるダーツボードに手持ちの矢を投げ、刺さった箇所の数字を得点としてカウントして競い合う競技です。この矢のことを「ダーツ」と呼んでいます。
ダーツボードには1~20の数字が記載され、ダーツが刺さると得点になります。中央の円(ブル)は50点。ボードには帯状の円が2種類書かれており、内周の内側に当てると得点が3倍に、外周の内側に当てると2倍になります。
「01」「カウントアップ」「クリケット」といったさまざまな種類があり、それぞれ細かな決まりは異なりますが、基本的なルールは以下の通りです。
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1ラウンドは1人3回投げる。これを1スローという
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ダーツが刺さらず落ちても1投としてカウントする
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投げるときは足元に引かれたスローラインから足を出さない
ダーツは1回3投が基本で、1スローごとにプレイヤーを交代します。自分の投げたダーツはボードから抜き、次の人に交代するのがマナーです。また、投げたダーツがダーツボードに刺さらず弾かれて落ちても、ダーツマシンが感知していれば得点に入ります。
ダーツの魅力と基本ルール
ダーツは豊かな魅力のある競技です。おもな魅力を挙げてみましょう。
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年齢・性別を問わず楽しめる
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お金があまりかからない
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奥が深く飽きない
ダーツは使う道具も多くなく、プレイの際に力を必要としないため、子どもから高齢者まで気軽に楽しめます。費用があまりかからないのも大きな魅力です。たとえば、快活CLUBなら、部屋の利用料金を払えば追加料金不要でプレイできます。
ルールがシンプルだからこそ技量の差や心理状態が結果に現れやすく、極めることが難しい点もダーツの大きな魅力といえるでしょう。
ダーツにはさまざまなゲームがありますが、初心者にはカウントアップがおすすめです。基本ルールは以下の通りです。
・持ち点ゼロでスタートし、8ラウンドまで投げる ・終了時にもっとも高得点したプレイヤーが勝つ |
このシンプルさが、ダーツのおもしろさにつながっています。
ダーツを構成するパーツの理解
ダーツ(矢)は、チップ・バレル・シャフト・フライトと呼ばれる4つのパーツから構成されています。各パーツの特徴と役割は以下の通りです。
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チップ:ダーツの先の部分で、ダーツボードに刺さるように細くなっている。
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バレル:ダーツを投げる際に持つ部分で、金属でできている。一番重要なパーツ。16.5gと規定されている。
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シャフト:バレルとフライトをつなぐ棒状の部分。この部分でバランスを取る。
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フライト:ダーツの羽の部分で、的に向かって飛ばしたときに軌道を安定させる役割を担う
各パーツのうち、もっとも大切なのはバレルです。ダーツを投げるときは、バレルの重心が釣り合う位置をつまんで投げます。
ダーツを購入するときは、最初にバレルを決め、フライトなどのほかのパーツを選んで使いやすいよう組み合わせるのが基本です。バレルには以下のようにたくさんの形や種類があるので、好みのものを選びましょう。
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ストレート:まっすぐで長く細め
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トルピード:前が太い形
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バレット:弾丸のような形
ストレートは上級者向け。初心者は、トルピードやバレットがおすすめです。
バレルの役割と選び方のポイント
バレルは素材に金属が用いられ、パーツのなかでもっとも高価です。よく用いられる素材はタングステンですが、それ以外に真鍮やステンレスを使用したものもあります。
タングステンは密度が高くて重いため、ほかの金属製のバレルに比べて細い仕上がりです。ほかの金属で既定の重量のバレルと作るとと、タングステンよりも太くなります。
ダーツは、ボードのなかの数字が書かれた小さな的を狙って投げる競技です。それも、3投が基本です。そのため、狙った場所に投げるのに、太いバレルはなにかと不利になります。
本格的にダーツに取り組みたいなら、高価ですが投げやすいタングステン製を選ぶとよいでしょう。お手入れすれば、大事なマイダーツとして長く使えます。
正しいダーツの投げ方
ダーツを投げるときは、正しい投げ方を意識することが大切です。ダーツを適当に投げてしまうと、思うように得点することはできません。
ポイントは以下の5つです。
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重心
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立ち方(スタンス)
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構え方(セットアップ)
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引き方(テイクバック)
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離し方(リリース)
ダーツは重心を持つ必要があります。人差し指を伸ばし、その先にバレルを乗せてバランスがとれる位置が重心です。その部分を持ちましょう。
次に立ち方(スタンス)です。スタンスは3つのパターンがあり、やりやすい方法を採用します。スタンスがとれたら、ダーツを構えるセットアップです。目線と的を結んだ位置にくるようにダーツを構えましょう。そこから、肘が動かないように意識してダーツを自分に引き寄せます。
引き寄せる際に、腕をゆらゆらと揺らすユーミングをするのも効果的です。投げるタイミングやリズムがつかみやすくなります。ただし、やりやすくなるかどうかは人によるため、かならずしもしなくても構いません。
最後に、ダーツを的に向けて飛ばします。力をこめて飛ばすのではなく、前にふわりと送り出すような意識で投げるのがコツです。
スタンスの取り方とその重要性
ダーツをうまく投げるためには、スタンスが重要です。ふらふらしていると、ダーツを投げたときにきれいな軌道で飛ばないためです。
スタンスの取り方はプレイヤーによって異なり、大きく以下の3つのパターンがあります。
クローズドスタンス |
・スローラインの真横に足を平行に置いて立つ ・的が狙いやすい |
ミドルスタンス(スタンダードスタンス) |
・スローラインに対し、足の角度を斜めにして立つ ・安定して投げやすく、人気のあるスタイル |
オープンスタンス |
・スローラインに対して足を垂直に置く ・顔がまっすぐに的に向くので、狙いがつけやすい |
このほか、スローラインに対して後ろ側にくる足をどこに置くかもプレイヤーによって違います。前にくる足の左側、平行、後ろの3パターンです。
どれが一番しっくりくるかは、実際に投げて見ないとわかりません。いろいろと試し、自分にとって投げやすいスタンスを見つけましょう。
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快活CLUBでは、初心者から上級者まで楽しめるダーツマシンを完備しています。広々としたスペースと快適な環境で、気軽にゲームに集中できるのが魅力です。さらに、ドリンクバーやソフトクリームが無料で利用できるほか、軽食や食事メニューも充実しており、プレイの合間にリフレッシュできます。友人同士でも一人でも楽しめる快適な空間で、ダーツの魅力を体験してみてください。
※店舗によってサービス内容が異なるためご注意ください。
ダーツ上達の秘訣
ダーツは、がむしゃらに投げているだけではなかなか上達しません。上達するポイントを押さえて練習することが大切です。
とくに注意すべきポイントを紹介しましょう。
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ターゲット・ダーツ・目線が一直線上にあるように意識する
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ふんわりとカーブを描いて飛んでいくイメージを持つ
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力をこめず、リラックスする
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肘を動かさず前に送り出すように投げる
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メンタルを強く持つ
ダーツを投げるときは、的の狙っている場所・ダーツ・目線が一直線につながるように意識して構えましょう。この3点がそろっていないと、ブレやすくなります。また、投げるときに肘は動かさないよう意識することが大切です。
力を入れずに投げるのも大切なポイント。身体の力を抜き、そっと送り出すように前に投げましょう。
なお、ダーツは投げるときの心理状態が意外と影響する競技です。「ダメかもしれない」と思いながら投げると、本当にダメな結果になることも。気持ちを落ち着け、「うまくいく」「絶対あの的に入れる」と思いながら投げましょう。
初心者に最適な練習法
初心者は、基本ともいえるカウントアップで、ひたすらノルマ達成を目指して投げる練習方法がおすすめです。
今の自分の実力ではやや難しいものの、がんばれば届くくらいの点数を設定し、ひたすら投げて練習しましょう。そのときは、上述の上達の秘訣を意識することが大切です。急にはできないので、一つひとつクリアしていきましょう。
人に見られるのが恥ずかしい場合は、自宅にダーツボードを設置して練習するとよいでしょう。ダーツボードは高さや距離が公式に決まっているので、正確に測ってから設置してください。
また、快活CLUBで投げるのもおすすめです。1人で来てダーツを楽しんでいる人も多いので、気にすることはありません。投げ放題で、たくさん練習できますよ。
ダーツ初心者が知っておくべき練習法
ダーツ初心者が練習するときのポイントを紹介します。
・正しい投げ方を意識する ・目標を決めて投げ、達成率をチェックする ・目標が達成できなかったときは、理由を分析して改善を探る |
まずは、上でも説明した正しい投げ方を意識しましょう。次に、自分なりの目標を決めます。たとえば、以下のような目標です。
・10スローして25本以上をダブルリングの内側に入れる |
実際に投げてみて、目標が達成できなかったときは何が悪かったのかを考えましょう。たとえば、以下のようなポイントです。
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身体に力が入っていないか
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構えてから投げ終わるまでしっかり的を見て投げていたか
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力を入れず、優しく飛ばせたか
可能であれば、練習中の姿をスマホなどで撮影しておくのがおすすめです。客観的な視線からチェックできるので、改善点を見つけやすくなります。ダーツ仲間の友達に見てもらって、指摘してもらうのもよいでしょう。
目標が達成できたら次の目標を立てて練習し、改善を繰り返しましょう。
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ダーツ初心者に役立つ用語解説
ダーツをプレイしていると、さまざまな専門用語を耳にする機会があります。ここでは、初心者が知っていると役立つ用語を解説します。理解できるともっとダーツが楽しくなるので、ぜひ覚えておきましょう。
用語 |
意味 |
アウトボード |
投げたダーツが的から外れること |
キャッチ |
狙っていないターゲットに入ること |
グリップ |
ダーツの持ち方 |
グルーピング |
狙った場所に3投を集中させること |
スタッツ |
成績を表す数値で、自動計算される |
スローライン |
投げる位置に引かれたラインで、投げるときに超えてはいけない |
センターコーク |
先攻後攻を決める方法の1つ。プレイヤーがダーツを1回投げて中央に近いほうが先攻になる |
ハウスダーツ |
ハウスダーツ:ダーツのお店に用意され、自由に使えるダーツ |
ラウンド |
ゲーム内単位で、カウントアップなら1スローで1ラウンド。ゲームによって違う |
プレイ中の掛け声についても覚えておきましょう。
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ナイスアウト:誰かがフィニッシュしたとき
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ナイスキャッチ:狙っていないところに入ったとき
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ナイスダーツ:相手が良いプレイをしたとき
ほかにもさまざまな掛け声があります。
スコアの計算方法をマスターしよう
ダーツのスコアを計算する方法を覚えましょう。ダーツを投げて刺さったところが得点になりますが、場所によって以下のように計算方法が異なります。
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シングル:ダーツが刺さった場所に書かれている数字がそのまま得点になる
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ダブル:ダーツボードに書かれている帯状の円のうち外側のほうで、入ると得点が2倍になる
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トリプル:帯状の円のうち内側のほうで、入ると得点が3倍になる
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ブル:ダーツボードの中央にある円のことで、50点入る
ブルは二重の円になっており、外側のシングルブルと内側のダブルブルに分けてカウントする場合もあります。その場合は、ダブルブルに入ると50点、シングルブルは25点です。
もっとも高いのは、ブルではなく20のトリプルです。
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まとめ
ダーツの基本ルールや上達のコツなど、基礎知識について解説しました。
ダーツは誰でも気軽に楽しめる競技です。お店に行くと自由に使えるハウスダーツが置かれていますが、本格的に始めるつもりなら、マイダーツを用意するのがおすすめです。バレルはタングステン製がおすすめですが、あとは好きなものを選びましょう。
初心者が上達するコツは、正しい投げ方を意識すること。力まず、肘を動かさないよう注意して優しく送り出すように投げましょう。あとはたくさん投げて練習することが大切です。
快活CLUBなら、室料さえ払えば追加料金不要で楽しめます。ダーツの練習に疲れたら、コミックを読んだりドリンクを楽しんだりするのもOK。楽しく練習するにおすすめの環境です。