「ダーツをどう持てばいいかよくわからない」「投げやすい持ち方が知りたい」といった悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
ダーツで高得点を狙うには、自分に合った持ち方をすることが大切です。自分に合っていない持ち方のまま投げても、軌道がズレて的を外したり飛ばなかったりと、なかなかうまく得点できないでしょう。
そこで、この記事ではダーツの持ち方について詳しく解説します。ぜひ最後まで読んで、自分に合った持ち方を見つけてください。
ダーツの正しい持ち方とは?
実は、ダーツには「こう持つべき」と正式に定められた持ち方はありません。自分が投げやすければ、どのようにダーツを持ってもOKです。プロでも、選手によって持ち方は大きく異なります。
ただし、ダーツを持つ際は以下のポイントに気を付けましょう。
-
ダーツの重心を持つ
-
力を入れず軽く握る
上記2点を押さえれば、あとは自由です。いろいろな持ち方を試して自分にフィットする方法を探しましょう。慣れてくると自分に合う持ち方がわかってくるので、上手なプレイヤーを参考にしながら徐々に調整していくのがおすすめです。
なお、ダーツの持ち方のことを「グリップ」といいます。
ダーツの持ち方の主な種類
どのように持つのも自由ですが、ダーツには基本的な持ち方があります。それが以下の3つです。
- スリーフィンガー
- フォーフィンガー
- ツーフィンガー
ここでは、それぞれの持ち方の特徴を紹介します。
3フィンガー(スリーフィンガー)
スリーフィンガーは、親指・人差し指・中指の3本を使ってダーツを持つ方法です。安定して投げやすく、初心者からプロまでスリーフィンガーを採用しているプレイヤーはたくさんいます。
親指と人差し指でダーツを持ち、中指をそっと添えます。持ち方に悩んでいるプレイヤーは、まずはスリーフィンガーから試すのがおすすめです。
4フィンガー(フォーフィンガー)
フォーフィンガーは、親指・人差し指・中指・薬指の4本で持つ方法です。スリーフィンガーより安定して持て、指への負担が分散するので疲れにくいといったメリットがあります。ただし、しっかり持てる反面、スムーズなリリースが難しくなる点は注意が必要です。
親指と人差し指でダーツを持ち、中指をダーツの側面か下部に添え、さらに薬指を添えて持ちます。
2フィンガー(ツーフィンガー)
ツーフィンガーは、親指・人差し指で持つ持ち方です。ダーツに触れている指の数が少ないぶん、すばやくリリースできてスムーズに投げられます。ただし、安定性にはやや欠けるため、慣れるまではコントロールが難しいでしょう。
親指と人差し指でつまんで持ちます。
ダーツを持つ最適な位置・グリップの作り方
ダーツはどのように持つのも自由ですが、握るのに最適な位置やグリップのコツがあります。ここでは、グリップするのに押さえておきたいコツについて解説します。
持つ位置はダーツの重心
投げる際にダーツがふらついてしまうなら、ダーツの重心以外を握っていることが原因の可能性が高いです。以下の方法でダーツの重心を探し、そのポイントで持つようにしましょう。
-
人差し指を伸ばし、ダーツのバレル(金属部分)をそっとのせる
-
バレルの位置を少しずつ変えながら、左右にバランスが取れるポイントを探す
-
水平にバランスが取れるポイントを見つけたらそのまま親指でつまむ
ダーツの重心を持つと安定します。
スリーフィンガーの作り方
スリーフィンガーは以下の手順で作ります。
-
人差し指の指先にダーツをのせ、ふらつかない位置を探す
-
見つかったら親指をそっと添えて持つ
-
中指を添える
親指と人差し指でつまみ、中指で支えます。中指は、人差し指の隣に添えたりダーツの下に潜り込ませたりと、自分が支えやすいと思う位置を探してください。力を入れすぎず、軽く持ちましょう。
フォーフィンガーの作り方
フォーフィンガーは、スリーフィンガーに薬指をプラスするイメージです。以下の手順で作ります。
- 人差し指の指先にダーツをのせ、ふらつかない位置を探す
- 重心が見つかったら親指をそっと添えて持つ
- 中指と薬指を添える
親指以外の指はダーツの上に並べて添えるスタイルが基本ですが、薬指をダーツの下に入れる持ち方もあります。
ツーフィンガーの作り方
ツーフィンガーは使う指が2本なので、作り方も簡単です。
-
人差し指の指先にダーツをのせ、ふらつかない位置を探す
-
重心が見つかったら親指をそっと添えて持つ
2本なので安定性に欠け、ダーツがふらつきやすく、投げたときにすっぽ抜けることもあります。だからといって、ぎゅっと力を入れて握りこまないように注意しましょう。
ダーツを楽しむなら、快活CLUB
快活CLUBは全国に487店舗(2024年7月時点)を展開する複合カフェです。料金は時間制で、滞在時間中はインターネットやコミックを好きなだけ利用でき、ダーツやカラオケ、ビリヤードなどさまざまなエンターテインメントが楽しめます。
ダーツをプレイするときは、追加料金を払う必要はありません。好きなだけ投げて楽しめるので、練習するのにも友だち同士で楽しむのにもおすすめです。
「少し時間ができたからプレイしてみようかな」と思われたら、ぜひ気軽にお越しください。
よくある質問
ダーツの持ち方に関連するよくある質問についてお答えしていきます。
ダーツの持ち方におすすめはある?
プレイスタイルや目的によっておすすめのグリップは異なります。以下を参考に、自分が持ちやすいかどうかで決めるとよいでしょう。
- スリーフィンガー:初心者やバランスの良さ・安定感を求める人
- フォーフィンガー:安定感やコントロールのしやすさを求める人
- ツーフィンガー:すばやいリリースを重視する人、経験豊富でスピード感あるプレイを好む人
同じ持ち方でも指の添え方などで投げやすさは変わります。細かく調整して最適な持ち方を見つけてください。
ダーツの持ち方はなんでもいいの?
ダーツをプレイする際は、どのような持ち方で投げても問題ありません。安定感やリリースのしやすさ、指がひっかかりにくいなど、投げてみて自分に合っていると思うスタイルを選びましょう。
技術が向上すると、やりやすいと感じる持ち方や投げ方が変わることがあります。そのため、長くプレイをしているなら、定期的に自分の持ち方を見直すとよいでしょう。
ダーツの持ち方でやめておくべき持ち方は?
ルール上はどのように持ってもよいものの、プレイの観点から考えるとやめたほうがよい持ち方があります。おもに以下のような持ち方です。
- ぎゅっと力を入れて握る
- 深く握りこむ
- 5本すべての指で持つ
いずれもリリースやコントロールがしづらくなるため、高得点を狙うのは難しいでしょう。また、リラックスして投げようとして、握りがあまくなる持ち方も安定しないため、おすすめできません。
まとめ
ダーツの精度を上げるには、自分に合った持ち方をすることが欠かせません。慣れていない初心者は、スタンダードなスリーフィンガーがおすすめです。安定しやすく、投げやすい持ち方です。
とはいえ、プレイヤーによって合う持ち方は異なるので、いろいろな方法を試してみるとよいでしょう。なお、「重心を持つ」「強く握りこまず、軽い力で持つ」の2点を守ることも大切です。
快活CLUBでは最初に時間制で料金を払えば、追加料金なしでダーツが楽しめます。ぜひプレイしにお越しください。