目立って可愛い推しうちわの作り方【2024年】必要な道具やコツをご紹介

そもそも推しうちわとは?

推しうちわとは、主にアイドルのコンサートやイベント、舞台などで使われるアイテムのことです。「ピースして!」「視線ちょうだい!」などの言葉でうちわを装飾し、イベント中に推し本人へ見せて想いをアピールできます。自分に気づいてもらい、目線やピースを送ってくれたらファンは嬉しいでしょう。推し活をする上で特に人気のアイテムです。

推しうちわの入手方法

推しうちわの入手方法には、「自分で作る」「専門業者に依頼する」という2パターンがあります。それぞれでクオリティや金額などが異なるため、自分に合う方法で入手しましょう。

自分で作る

専門業者に依頼する

クオリティ    慣れていないと上手に作れない プロが作成するためクオリティは高い
オリジナリティ      好きなデザインで作れるためオリジナリティは高い         デザインや文字などは選べるが細かい装飾指定は難しいためオリジナリティは低い       
金額

500〜1,500円 程度

基本は100均で揃えられそうですが、ハンズなどでもう少し凝って材料を買うと高くなりそうでしたので、少し幅を持たせています。

2,000〜5,000円程度+配送料
所要時間 1〜3時間程度(本人の慣れ具合で変動) 3〜10日程度(地域や出荷日などで変動)
作成の手間 材料を揃え自分で作るため手間がかかる 業者が作ってくれるため手間はかからない

自分で作ると手間はかかりますが、自由に装飾できるためオリジナリティの高い推しうちわを作れます。ほかのファンより目立つ推しうちわなら、気づいてもらえるかもしれません。

専門業者であれば費用はかかりますが、デザインを選べばすべて制作してくれるため楽です。
推しうちわを作る際の基本とマナー
推しうちわを作る際は、まず以下の基本ルールとマナーを守りましょう。

・うちわの大きさ
・型紙の印刷サイズ
・応援のマナー
・装飾のマナー

ルールやマナーは会場や運営会社の方針によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。

うちわの大きさ

推しうちわの大きさは「縦28.5cm・横29.5cm・持ち手13.5cm以内」が一般的です。これは、SMILE-UP(旧ジャニーズ)が公式で定めたサイズから浸透したといわれています。大きすぎる推しうちわを使うと、周囲の視界を遮ったり応援の邪魔になったりするため要注意です。

場合によっては、大きすぎる推しうちわは没収される可能性もあります。例えば上記のSMILE-UPは、公式サイト上で「うちわのサイズを含め周囲に迷惑をかけている場合は没収(あるいは退場)」と定めています。

全員が楽しく推しを応援できるよう、事前にうちわの大きさを確認しましょう。

型紙の印刷サイズ

推しうちわの型紙印刷サイズは「A3あるいはA4」で設定しましょう。規定サイズギリギリの大きいうちわなら、A3印刷がおすすめです。

自宅にプリンターがなければ、コンビニのネットプリントを使いましょう。撮影した写真やPowerPointなどで作ったデータを保存し、最寄りのコンビニで印刷できます。店舗数が多い大手コンビニのシステムを利用すると便利です。また、推しうちわに貼るテキストをスマホで作成して印刷できるサービスもあります。

印刷は普通紙で問題ありませんが、強度が気になる方は光沢紙を使いましょう。

応援のマナー

推しうちわを使って応援する際は、以下の3点に注意しましょう。

左右に振らない

左右に振ると両隣の観客に当たって迷惑をかけるかもしれません。

必要以上に高い位置に掲げない

うちわを頭上などの高すぎる位置まで上げると、後ろの観客がライブを見れなくなります。「胸の高さ以上は掲げないように」などの規定を掲げている会場や運営会社もあります。

うちわは1枚だけ使う

うちわを2枚以上使うと、左右に振らず掲げる位置を守っても、周囲の視線を妨げます。

推しへの気持ちが高まり、大きく振って目立ちたくなるかもしれませんが、周囲の方がライブを楽しめなくなるため上記は守るようにしましょう。

装飾のマナー

推しうちわを装飾する際は、以下の2点に注意しましょう。
目立つ素材(ホログラムや蛍光色など)は過度に使わないよう注意する
推しうちわを目立たせるために、ホログラムや蛍光色、ラメなどを使う方もいます。しかし、アイドル本人や周囲が眩しいと感じるケースもあるため、過度な使用は避けましょう。会場や運営会社の方針によっては、反射素材の利用自体を禁止しています。

装飾がうちわから過度にはみ出ないよう注意する

リボンやキラキラモールなどの装飾が過度にはみ出た場合、「周囲の視界を遮る」「規定サイズをオーバーする」ということが起きます。規定サイズは「装飾込み」で決められているため、推しうちわを作る際は、自分のやりたいデザインを考慮して本体のサイズを決めましょう。

推しうちわの作成に必要な材料と道具

推しうちわを作る際は、以下のような材料と道具が必要です。あくまでも一例のため、自分の作りたいデザインを考慮して材料や道具を選びましょう。なお今回は、次の「推しうちわの簡単な作り方・手順」の章で紹介するうちわ作成に必要なものをメインに取り上げています。

材料
・うちわ
・カラーボード
・マーキングフィルム
・装飾用のパーツ
・リボン

ほかにも、お好みでラメやモール、フリル、推しのシールなどを使いましょう。

道具
・カッターやはさみ
・カッターマット
・両面テープ
・糊やボンド

ほかにも、キレイにするための布・霧吹きや画用紙、蛍光ペンなどを使いましょう。
推しうちわの簡単な作り方・手順
具体的に推しうちわの作り方を紹介します。今回は、直前の章で解説した材料と道具を使って作ります。こちらを参考にしながらオリジナリティを加えて、世界に1枚だけの推しうちわを作りましょう。

手順1.うちわに入れる文字を作成して印刷する
手順2.印刷した型紙をキレイにカットする
手順3.カットした型紙に沿ってカラーボードなどを切り抜く
手順4.文字をうちわに貼る
手順5.うちわを自由に装飾する

手順1.うちわに入れる文字や図形を作成して印刷する

文字や図形は、PowerPointやWordなどを使って作成するのがおすすめです。

文字を入れる際は、ゴシック体やデザインフォントなど「太くて遠くから見やすいフォント」を使うと、自分の推しに気づいてもらいやすくなるかもしれません。

手順2.印刷した型紙をキレイにカットする

型紙は、カッターマットを使うとキレイにカットできます。細かい文字はカッターを使い、シンプルな文字や図形はハサミでカットするとよいでしょう。

手順3.カットした型紙に沿ってカラーボードなどを切り抜く

カットした型紙に沿って、カラーボードなどを切り抜いていきます。この時、手で抑えるだけでは不安定な場合、文字を両面テープで固定してからカットしましょう。

手順4.文字をうちわに貼る

ベースとなるカラーボードの文字を、両面テープや糊、ボンドでうちわに貼ります。マーキングフィルムは、そのまま貼ればOKです。いきなり貼らずに、すべての文字や図形を切り抜いて仮で配置し、デザインを微調整すると失敗しません。

なお、マーキングフィルムは、適当に貼ると間に空気や埃が入り込んで見た目が悪くなります。そのため、まずは貼る面(うちわやカラーボード)の汚れをキレイに拭き取りましょう。

手順5.うちわを自由に装飾する

シールやほかの小さい図形、フリルテープなどを貼って装飾します。サイズが異なるもので装飾すると、うちわ全体が華やかになります。

装飾する際は、完成後に「うちわ全体」が規定サイズを超えないよう意識しましょう。リボンやモールなど、大きめの材料を使って装飾する際はとくに要注意です。


推しうちわのおすすめ文字ネタ

推しうちわを作る際は、以下のような文字ネタがおすすめです。こうした文字をベースにしつつ、オリジナリティを出しましょう。ファンの間で通じるネタなどを書くと、目立ちやすいかもしれません。

種類 おすすめの文字ネタの例
ストレートに愛や感謝の気持ちを伝える文字ネタ

・愛してる
・やっと会えたね
・大好き
・◯◯しか勝たん
・尊い
・存在してくれてありがとう
・◯周年おめでとう
・今日もかっこいい
・映画見た
・幸せをありがとう
・これからもついていくよ

「〜〜して!」などでファンサをもらう文字ネタ

・頭ポンポンして
・こっち見て
・キメ顔して
・ウィンクして
・うさ耳して
・いないいないばあして
・決めポーズして
・全力でハグして
・5秒だけ彼氏になって

面白い文字ネタ

・課金した
・円周率言って
・視力検査しよう
・鎖骨に住まわせて
・エアギターして
・汗をください
・テスト40点だった
・私の隣、空いてます

推しうちわのおすすめデザインテンプレート

推しうちわにおすすめのデザインテンプレートを確認しましょう。「シンプルなデザイン・装飾が多めのデザイン・配置などに凝ったデザイン」に分けて紹介します。紹介したデザインをベースに、文字ネタを変えたり自分なりに装飾したりすることがおすすめです。

検索すると参考画像が豊富に出てくるため、ぜひチェックしながら作りましょう。

シンプルなデザイン

文字がメインで配色もシンプルなため、真似して作りやすいでしょう。推しうちわの作成に慣れていない方にもおすすめです。

装飾が多めのデザイン

モールやフリル、ラメなど装飾が多めのデザインです。完成後のサイズや反射度合いに気をつけて作成しましょう。

配置などに凝ったデザイン

文字量やカラーを考慮し見やすく整える必要があるため、慣れていないと自作は難しいかもしれません。「利用可能なテンプレートをそのまま使う」「専門業者に依頼する」などで対応してもよいでしょう。

推し活を楽しむなら快活CLUB

推し活を楽しむ上で、「推しうちわ」は必須アイテムです。もしかしたら推しに気づいてもらえるかもしれないため、なるべく目立つように作成したいでしょう。

推し活を楽しむために、作業しやすい環境で集中してハイクオリティな推しうちわを作りたいなら、快活CLUBがおすすめです。鍵付完全個室が設置されているため、誰にも邪魔されず推しうちわ作りに集中できます。息抜きに推しが出ているコミックスを読んだり、カラオケで推しの歌を熱唱したりするのもよいでしょう。

気になった方は、まずは最寄りの店舗を探してみましょう。
各店舗の情報を詳しく見る

※店舗によってサービスが異なる場合があります。


まとめ

推し活の必須アイテム「推しうちわ」は、自分で簡単に作成できます。インターネットで探せば文字ネタやテンプレートが豊富にあるため、参考にしつつ装飾を工夫し、オリジナル推しうちわを完成させましょう。

ライブ会場などで推しうちわを使う際は、定められたルールを守って楽しむことが大切です。うちわを正しく使って、周囲の推し活仲間と一緒に推しの活動を盛り上げましょう。