ビリヤードのボールの並べ方を基本~ゲーム別まで徹底解説!

ビリヤードのゲームの流れ

ビリヤードは種目や大会規則によりルールの変更がありますが、おおよそ以下のように進行します。ここでは、ブレイクショットが終わったあとのおおまかなゲームの流れを解説します。

  1. ブレイクショットで的球(白以外の球)が1つ以上ポケットに入った場合、そのままプレーを継続する

  2. ポケットに的球が入らなかったときやファウルがあった場合は、相手と交代してプレーする

  3. すべての的球がポケットに入り、手球(白い球)がテーブルの上に残ればゲーム終了です。種目によって勝利条件が異なります。

基本的なルールを踏まえ、ゲームの最初に行われる「バンキング」と「ブレイクショット」についても理解しておきましょう。

1:バンキング

バンキングはゲーム進行に欠かせない順番決めの時に用いられます。プレイヤーはヘッドスポットを挟んで両側に立ち、それぞれ手球をヘッドラインと呼ばれるライン上にセットします。

2人同時にショットを打ち、前方のフットクッションにあたった手球がヘッドクッションに近い位置(プレイヤー側により近い位置)で止まった方が勝者です。

2:ブレイクショット

ブレイクショットとは、ラックを使ってセットしたボールに手球を当ててゲームを開始するショットのことです。最初のゲームであればバンキングの勝者が行います。

手球を置く位置は、ヘッドラインよりも手前であれば、どの位置でも構いませんが、基本的には1番ボールに手球を当てなければなりません。ショットにより的球が弾けてボールが1つでもポケットに入ればそのままプレーを続行します。

ビリヤードの基本的な並べ方

ビリヤード並べ方1.jpg

ビリヤードをするときはブレイクショットのために的球と手球をルールに従い並べなくてはなりません。ここではラックを使ってボールを並べる方法を紹介します。

1:ラックシートを使ってボールをセットする場合

まずはラックシートを使ってボールをセットする方法を紹介します。

  1. ラックシートの先端が台のフットポイントにくるように設置する

  2. 1番ボールをフットポイントにセットする

  3. 1番ボールの下に9番を真ん中にして図のように9番ボールの両サイドに2つずつボールをセットする

  4. 更にその下に図のように2番ボールをおいてひし形をつくる

図のように、すべてのボールが密着しているのが望ましいのですが、ルールでは1番とそのうしろの2つのボールが密着していれば問題ありません。

2:トライアングルラックを使ってボールをセットする場合

初心者におすすめで形が決まりやすいのがトライアングルラックを使ってボールをセットする方法です。三角形の枠を使って順番にボールをセットします。

  1. ラックの先端をフットポイントに合わせる

  2. 1番のボールをラックの先頭に置いて、図のように9番以外のボール2つを1番の下にセットする

  3. 2つのボールの下に9番ボールをセットする

  4. 9番ボールを中央にして両サイドにボールを1つずつセットする

  5. 更にその下に2つボールを置いて、その下に2番のボールを配置してひし形をつくる

  6. 形が崩れないようにトライアングルラックを取り上げる

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《ゲーム別》ビリヤードの並べ方

ビリヤード並べ方2.jpg

ナインボール、ナインボールなどゲームによってボールの並べ方が異なります。それぞれの並び方を紹介します。

1:ナインボール

ナインボールは、9番ボールをポケットに入れた人が勝ちとなるゲームです。ボールを並べるときは、頂点に1番をセットし、ひし形の中心に9番、反対側の頂点に2番のボールが来るようにひし形に並べます。1、2、9ボール以外の的球に配置の指定はありません。

競技会のルールによっては2番の位置に指定がない場合もあります。ナインボールでも、1番とその下の2つのボールが密着していればすべてのボールが密着していなくてもルール上は問題ありません。

2:ネオナインボール

ネオナインボールは、9番以外のボールをポケットしていき、最後に9番のボールをポケットした人が勝ちとなるゲームです。9番以外のボールはどの順番で落としても問題ありません。

ボールを並べるときは、ナインボール同様に的球がひし形になるように配置します。真ん中の球が9番になるように配置すれば、それ以外のボールはバラバラに並べてOKです。ピッタリとくっつけてすき間ができないように組みましょう。

3:テンボール

点ボールは上級者向けのゲームで、ルールの基本はナインボールと同じです。10番目の球をポケットした方が勝ちとなるゲームです。

ボールを並べるときは、エイトボールと同じように三角形を作ります。頂点に1番目のボールをセットして、3段目の中央に10番のボールをセット。そして4段目の頂点それぞれに2番と3番のボールをセットします。そのほかのボールに配置の指定はありません。

4:エイトボール

エイトボールゲームは、自分のポケットするグループ(1~7番までのソリッド、もしくは9~15までのストライプ)の的球をすべてポケットさせたあとに8ボールを狙う権利が与えられ、8番のボールをポケットに入れた人が勝ちになるゲームです。

ボールを並べるときはラックの3段目中央に8番をセットします。そして、最下段の頂点(三角形の角になる部分)にソリッドとストライプをそれぞれ配置します。このとき番号に指定はありません。そのほかのボールについても自由に配置してもいいことになっています。

5:隠し球

初心者と上級者が一緒になって楽しめるのが「隠し玉」と呼ばれるゲームです。ボールの並べ方に特別なルールはなく、15個の的球を自由に配置して三角形を作ります。

ルールはいたってシンプルで、15個すべてのボールを使って、くじなどで決めた自分の番号が落とされたら負け、最後まで残れば勝ちというゲームです。大人数でプレーするのに向いており、自分の球が落とされてしまったら脱落です。

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まとめ

この記事ではビリヤードのボールの並べ方を基本からゲーム別まで徹底解説しました。定番のナインボールやエイトボールは初心者でも楽しめます!上級者はテンボールにも挑戦してみましょう。快活CLUBでも一部店舗でビリヤードを提供しています。ぜひお近くの店舗で、時間を忘れてビリヤードをプレイしてみませんか?